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水虫とは

主に足部に出る症状を「水虫」と呼びますが、皮膚糸状菌症といい、頭から足まで広く発生する病気です。各部ごとに俗称があるほどよく見られる皮膚病のひとつです。これらはカビの一種である「真菌」が皮膚に寄生して起こります。

真菌は直接の接触や共有のタオル、靴下、靴などを通じて伝染します。犬や猫などからうつることもあります。大抵の場合は無症状か、少しの炎症が起きた後すぐに自然治癒しますが、体力が落ちている場合などまれに炎症が強く出ることがあります。

予防には、身体の清潔を保ち、靴や靴下など身に着けるものも清潔に保つこと、共有物品の使用を避けることが重要です。

治療について

患部を一部こすり取り、顕微鏡で真菌の存在を確認します。すぐに結果がでます。

抗真菌外用薬、内服薬を使用して治療します。市販薬もありますが、処方薬の方が早く確実に治療することができます。

皮膚科を受診される患者さまのなかではよくある疾患ですが、水虫は重症化すると完治までの時間も長くなるため、早めに治療をすることをおすすめします。