粉瘤・脂肪種とは

粉瘤と脂肪種は皮膚の一部がぷっくりと「こぶ」のように膨らむという点で見た目が似ていますが、それぞれ異なる疾患です。

粉瘤は何らかの原因で皮膚の下に皮脂などの老廃物が溜まってしまい、小さなこぶ状になったものです。脂肪腫もこぶ状ですが、こちらは皮膚の下に脂肪のかたまり（腫瘍）ができた状態です。

粉瘤も脂肪腫も自然に消えることがありますが、大きなかたまりがある場合は手術が必要かもしれません。

治療について

大きさや位置、その他の症状によって治療法は異なります。例えば顔、手足など、よく目につく場所であれば、小さいものであっても手術によって治療することもあります。また、臀部に疾患があり立ち座りで痛みを感じるケースなどもまた早めに対処したほうが良いでしょう。

このように治療方法は人によって異なりますので、ご希望がありましたらお聞かせください。