たこ・うおのめとは
「たこ・うおのめ」とは、皮膚疾患を指す俗称です。
「たこ」はペンだこなどと言われるように、長期にわたって摩擦や圧迫などの刺激を受けることで皮膚の角質が厚くなった状態をいいます。
「うおのめ」はこちらも角質が厚くなった状態ですが、中心に芯ができ、圧迫すると痛みがあります。うおのめは主に足の裏、足指に発生することが多いです。
たこはそのままにしておいても健康上の問題は少ないですが、うおのめは大きくなると歩行に問題が出る可能性があります。小さいうちに治療したほうが期間も短く済みますので、早めの受診をおすすめします。
また、たこやうおのめと見た目が似ていても「ウイルス性のいぼ」である可能性もあります。ウイルス性のいぼは体中に転移したり、他の人にうつる可能性がありますので、こちらも早めの治療がよいでしょう。
治療について
うおのめの治療には、以下のような方法があります。
- 外用薬:軟膏やクリームなどを使って治療することができます。ドラッグストアに市販薬もありますが、処方薬の方が早くきれいに治すことができます。
- レーザー治療:大きなうおのめは炭酸ガスレーザーでくり抜く手術を行います。