手足口病とは
手足口病とは、主に幼児に見られるウイルス感染症です。口内炎ができたり、手足に発疹・水ぶくれができることで気付くことが多いです。発熱を伴うこともあります。
感染は、ウイルスによる飛沫感染や接触感染によって広がり、特に夏から秋にかけて流行する傾向があります。
予防には、手洗いやうがい、共有の食器の使用を避けるなどが挙げられます。かかってしまっても自然治癒することが多いですが、他の人にうつる可能性があるので気を付けましょう。
治療について
発熱がある場合には解熱剤、口内炎の痛みがある場合には鎮痛剤や消炎薬、水ぶくれのかゆみがある場合にはかゆみ止めの薬などを用いる対症療法を行います。また、適切な栄養補給や十分な水分補給が重要です。
手足口病は一般的に自然治癒するため、症状が軽い場合には特別な治療をする必要はありません。ですが、小さなお子さまでは注意して観察することが必要です。